この記事は壊れた悠遊卡(ヨウヨウカー)を日本に戻ってから返金手続きをしていただいた話です。
★前提条件
私は
・台湾の銀行口座を持っています
・台湾の携帯電話番号も持っています
・もともと悠遊卡のアプリも使っていて、壊れた悠遊卡の残高確認はできていました
・会話はダメだけど、メールであれば英語や台湾華語はなんとかできる
といった感じですので、まったくの初心者の方は真似できないと思いますのでご注意ください。
この年末年始、久々に台湾で過ごしてきました。
物理的な肉体で台湾へ行くのは2020年2月の台中でのランタンフェスティバルぶり。
高雄空港に到着し、自動で延長された常客證(常客証)を使ってササッと入国し、誰も並んでいない台湾銀行で両替してから高雄メトロの改札へと向かい悠遊卡をかざしたところ、反応が無い。
別の改札にかざしてみても反応がなく、高雄メトロの駅員の方も「ん!?」と思ってくださり、悠遊卡を渡したところ、「これ、割れてんじゃん! これは台北に行かないと返金手続きできないから、まずは1日券を買ったら?」とのこと(もちろん日本語ではない)。
一方私は台湾華語が全然口から出てこず、「等一下」とも言えず、「Wait!」とか言っちゃって、別の悠遊卡を取り出し、それが使えるかどうかを駅員さんに渡してチェックしてもらって読み取れて200台湾ドルくらい入っていたので、それで高雄メトロに乗って宿へと向かいました。
高雄の電子マネーは一卡通であって、悠遊卡は台北の電子マネーなので、台北に行かないと返金等できないことは一応は知っているけれど、ひとまず、調査に着手。
返金手続きは「退卡退費」となり、以下の表を発見。やはり、高雄ではできない模様。
じゃあ、台北に行ったときについでに手続きしようかとか思ったけど、以下のスケジュールからすると、私が台北に行くのは月曜なので営業していない。。。
仕方ないので、次のタイミングで台湾に来た時に手続きしようなんて思ったりしていました。
台湾に住んでいたとしても、読み取れなくなった悠遊卡の返金については、ルール上は、壊れた悠遊卡を悠遊卡股份有限公司に郵送し、その後は a) 銀行口座に振り込んでもらう、b) お金を取りに行く という選択となるのですが、「私、久々に台湾観光に来た日本人でもう日本に帰国しちゃったんだよね。。。」といった具合にメールしたところ、丁寧に対応してくださり、私の台湾の銀行口座に返金していただくことができました。指示されて私がやったことは以下の2つ。
・台湾の銀行通帳の支店名とか口座番号、名前がハッキリわかるように写真を撮ってメールに添付
・壊れた悠遊卡をハサミで切断し、番号がわかるように写真を撮ってメールに添付
「ルールはルール」で突っぱねるのではなく、状況を理解していただき、最適な方法を提案して問題解決してくださる、こういったホスピタリティを悠遊卡股份有限公司の方は持っておられて、本当に助かりました。
壊れた悠遊卡の残高が0円になったので処理は完了したのだと思っているけれど、実際に私の台湾の銀行口座に入金されたかどうかについては、次回、台湾に行ったときに通帳記入してきたいと思います。