マカオ渡航時に使ったSIMと感想

今年に入ってマカオに行ってきました。香港エクスプレスに乗って香港へ行きマカオではパンダをみてきたこととかは既に書いていましたね。
はじめてのマカオだったので、日本で事前にSIMを2つ買っておき、マカオに着いたらフェリーターミナルにSIMの自販機がありそれも買いました。
結局、3枚のSIMを買って使いましたのでそれぞれについての感想等とか、次回マカオに行くときの方針を書いておきたいと思います。



このSIMは海外渡航する人にとっては定番中の定番なので、いつも非常用として持っています。
上記の中国聯通香港のSIMが1GB分しかマトモに動作しないようなので、このSIM2Flyをメインに使おうかと思い、日本にいるうちにSIMを挿しておき、香港に着いたらスグに使えるようにしておきました。SIM2Flyであれば3GBまで速度低下なく使えますからね。
しかし、香港空港からA11バスに乗って上環フェリーターミナルへと向かったのですが、途中で通信が切れる切れる。
最初は「バスが電波が弱い場所を走っているのかも知れない」と思っていましたが、我慢できず、バスの中で別端末に中国聯通香港のSIMのセットアップをしたところ、切れずに通信ができました。
マカオに到着してからもSIM2Flyが入った端末を使ってみましたが、どうも不安定でした。
細かい事象の切り分けはできていないのですが、SIM2Flyは香港・マカオで使用するのは実用的ではないのかも知れません。


 

 

 

 

 

このSIMはマカオフェリーターミナルの自販機で買いました。買おうとしていたらこのSIM担当の女性が近寄ってきて簡単な説明をしてくれて、SIMのセットアップから動作確認までしてくれました。
結果的にこのSIMをマカオではメインとして使いました。
「3日間無制限」のはずですが、買った後に熟読してみると、「3日で2GB。それを越えると256kbpsに速度低下するが使える」というシロモノでした。
また、マカオ内で不安定になることはまったくありませんでした。


というわけで、もし今後、香港経由でマカオに行くことがあるのならば、次のようにSIMの調達・運用をしようかと思います。

  • 香港→マカオ
    中国聯通香港のSIMを事前にAmazonで調達し、香港に到着したらセットする
  • マカオ
    マカオフェリーターミナルに到着したら自販機で買う

なお、マカオではカジノとかにもSIM自販機はありました。

また、香港・マカオでは調子の悪かったSIM2Flyは日本に帰国後に一気に使い切ることができ、無駄になることはありませんでした。

 

香港のオクトパスの残金確認方法。

香港の電子マネー「オクトパス(八達通)」。これは日本でSuicaが実現される前の1997年9月に開始されたソニーが開発したFelicaカードになります。つまり、もう20年以上運用されている電子マネーとなりますね。
香港に行く人にとってはマストアイテムになりますが、香港を経由してマカオに行く人にとってもマストアイテムになります(マカオが最終目的地である方はマカオパスもマストアイテムです)。
なぜかというと、現地でちょっとした買い物をするとき、小銭(硬貨)を使ったりお釣りでもらったりするときに、現地の感覚がないとレジとかで時間がかかってしまったり、帰国後に日本円に両替できなかったり、いろいろと面倒なことが多いからです。たとえば、香港空港からマカオ行きのフェリー乗り場にバスで向かうとき、オクトパスを買っておけば小銭なくても安心して乗れます。ただし、基本的にマカオではオクトパスは使えません。別でマカオパスを調達すべきです。

オクトパスは香港空港に到着したら空港内で調達しましょう。
はじめて香港空港に到着したとき私はどこで売っているのか迷いましたが、エアポートエクスプレスという香港空港から香港駅までの電車のチケットを売っているコーナーがいたるところにありまして、そこでオクトパスも取り扱っていますので、150香港ドルで100香港ドルがチャージされたオクトパスを買いましょう。これだけでかなり便利になります。

実際に使い始めると、日本にいてもそうですけれど、「この電子マネー、いくら入っているんだっけ?」と、知りたくなることありますよね。実はちゃんと残金あるのに多めにチャージし過ぎてしまうようなことも避けたいでしょうし、残金不足で改札が通れなくなったり、レジで残金が足りなくて買えなくなったときなど、恥ずかしい状況を避けたいがために。
そういうときはこのアプリを使いましょう。

Octopus Balance Reader
Octopus Balance Reader
開発者: studenttwok
金額: 無料

 

マカオパスの調達方法と残金確認方法、そして路線バス

マカオに関するブログとかによく載っている内容としては、「(マカオの)フェリーターミナルに着いたら、カジノ行きのバスに乗っちゃえ!」的な内容が多いですよね。
私の場合、イングレスをやる≒かなり歩き回るため、フツーの観光客とちょっと違う行動を取ることになります。実際、マカオに到着したら、予備のSIMを調達した上で、ミッションのプレイをはじめました。

また、私は海外でも路線バスをよく使います。マカオは路線バスも発達している土地ですが、現金で支払いをしようとするといろいろ面倒なので、マカオパスという、東京でいうところのSuicaのような交通系電子マネーを買うことを事前に計画していました。マカオのフェリーターミナルでは売ってなさそうだったので、ミッションをやりながらどこかのコンビニで買おうとし、実際に買うことができました。買うときの注意点としましては、香港ドルのコインを混ぜて買おうとするとダメのようです。香港ドルの紙幣のみであれば買えます。このあたりは本来はマカオ・パタカという通貨を使う土地であるので、仕方ないことと思います。はじめてマカオパスを買う場合は香港ドルの紙幣のみで130を越える額をコンビニのレジの人に渡しましょう。カード代が30で100のチャージされたモノをレシートとともに渡してくれるはずです。というわけで、最低限、事前に香港ドルは持っていてください。香港からフェリーでマカオに来る人であれば既に両替済みかと思いますが。

で、路線バスに乗る場合は、前から乗ります。
乗り込むときにマカオパスをかざすべき機器にかざすだけです。はじめて乗り込むときは誰かの後について観察しながら乗り込めばよろしいかと。
降りるときは事前に降車ボタンを押してバス停に着いたら降りるだけ。基本的に東京の都バスとかと同じです。
マカオは意外に狭く、かつ、(電車とかないので)バスは頻繁に走っています。
バス停についてはGoogleマップでわかりますので、行きたい場所へのルートを指定すれば、最寄りのバス停や乗るべきバスの番号もわかります。

マカオパスはSuicaとかと同じで、バスに乗るだけでなく、コンビニでの買い物とかでも使えますが、残金がどれくらいあるのか、現地語が喋れない場合は気軽に店員さんに確認依頼することなんてとても難しいですが、以下のスマホアプリで確認可能ですのでご安心を。

Macau Pass Balance
Macau Pass Balance
開発者: Appvisor Limited
金額: 無料