パンダと触れ合う方法


東京の上野動物園ではパンダのシャンシャンが一般公開されたようですね。私としてはあまり興味がありません。パンダは好きですけれど、ガラス越しに遠くから観ているだけでは私のストレスが貯まってしまうからです。

私は青年期の頃から、たとえば、本を読んでそれなりに影響を受けた場合はその本の著者に会いに行くなど、「実際に会う」ということを癖付けてきました(その結果として、実はすごいのは著者ではなく編集者だったりするケースも多々理解しているつもりです)。
また、興味を持ったことは源流まで遡って理解することを心掛けているため、コンピュータで言えば2進数レベル、あるいは、パケット(フレーム)レベルまで還元してメカニズムを理解しますし、仏教であれば、きっかけは日本仏教だったとしても、パーリ仏典まで遡って読むだけでなく実践してある程度は体得できるようにしてきました。

人ではなく、パンダであっても、画面越しとかガラス越しでの対面では私は不満です。ですので、パンダの本場である中国・成都(せいと)へと向かい、実際にパンダに触れたり、お世話をしたり、そんな経験もしてきました。ネット上で検索すれば、いろいろと情報は得られるかと思いますが、私の経験について、小出しにしていきたいと思います。

日本にいるパンダは基本的に成都からのレンタルで長期滞在しているだけで、何かがあって里帰りするときは成都に戻ります。つまり、成都はパンダにとっての実家になります。

私は「イングレス」というスマホゲームをやっています。そのイングレスのリアルイベントとのひとつにミッションデーというのがありまして、たまたま、今年の5月に成都でこのミッションデーが開催されることになり、それをきっかけに成都に行ったらパンダと触れ合ってこようと思い、具体化をはじめました。
http://events.ingress.com/MissionDay/Chengdu

私は東京在住。そんな私には成田~成都が四川航空を利用することでかなり安く行けることがわかりました。
四川航空はLCCではありません。が、成田~成都の往復の飛行機代が2万円台で済んでしまうのです。往復ですよ!
たとえば、東京の人が新幹線で京都へ行くとします。片道が13000円くらいしますので、往復だと26000円くらいになります。26000円あれば、成田~成都の往復ができてしまうのです。

では、実際に私が成都に行ったときのエクスペディアで申し込んだ内容をお見せしましょう。

と、こんな具合に往復の飛行機代と4泊のホテル代の合計が3万円ちょっとで済んでしまいました。

ですので、すごい行列でガラス越しに見ることしかできないパンダではなく、触れ合うこともできる成都へ向かうということもパンダ好きであれば是非トライしていただければと思います。

 

中国でのスマホ利用時+αの注意点と回避策など

(この記事は2017年に何度か中国に渡航したときの経験で書いています。情報が古くなっているかも知れませんので、どうにか最新情報を入手してくださいね。)

中国では日本からSIMフリーのスマホを持ち込んだとしても、以下の注意点があります。

  1. グレートファイアーウォールによって、Googleとかとの通信が制限されている
  2. 地図アプリを使おうとすると、位置がズレて表示される
  3. モバイルバッテリーを空港で没収されるリスク
  4. 交通系ICカードは地域毎に存在し、相互乗り入れができていない

 

1.グレートファイアーウォールによって、Googleとかとの通信が制限されている

日本にいるときに事前にグレートファイアーウォールの影響を受けない(ローミング)SIMを調達しておけば解決できます。中国にいてもGoogle検索やgmailが使えるようになります。
オススメのSIMは、たとえば、これとかです。

2.地図アプリを使おうとすると、位置がズレて表示される

中国ならではの地図アプリを使う必要があります。

  • 百度地图

iOS版

Android版

百度地图
百度地图
開発者: Baidu Map
金額: 無料

※地域によってはGoogleマップで位置ズレが発生しませんでした。が、1のSIMがないとGoogleマップにも接続できませんのでご注意ください。

 

3.モバイルバッテリーを空港で没収されるリスク

大容量のモバイルバッテリーを中国に持ち込んだりしないことです。容量の小さいバッテリーを複数持ち込んでも没収されることもあるようです。
北京とか大連の空港が厳しいようで、トランジットのときも対象で、没収される場所は保安検査場です。

 

4.交通系ICカードは地域毎に存在し、相互乗り入れができていない

日本でのSuicaとかICOCAに相当する交通系ICカードは中国各地でも展開されているのですが、相互乗り入れができておらず、その土地その土地で調達する必要があります。単なる決済であれば、現地の人たちは、スマホを使ったQRコードで決済するAlipayがかなり広まっていますが、日本人がAlipayのアカウントを作るにはかなり敷居が高いので、知り合いの中国の人に立て替えてもらうのがよさそう。
ちなみに、中国の地下鉄は、改札に入る前に空港のような保安検査があります。ここではモバイルバッテリーの没収はありませんが、水分を持っている場合はその場で口に含めるように指示されることもあるようでした。
なお、交通系ICカードの調達方法については別ページにまとめました。