私はかなりの頻度で台湾に行きがち(台湾に住んでいるわけではない、いわゆる台湾リピーターです)。都度、空港とかでSIMを買ったりしている時間ももったいないし、台湾の電話番号が毎回変わってしまうと何かと不便になるであろうと感じ、リピーターになる前に早期にSIMはしっかりと準備しました。
ひとえにSIMと言っても用途でいろいろですので、ちょっと整理します。
大きく分けると、以下の2つがあります。
- 音声SIM
- データ通信専用SIM
音声SIMは、ずーっと同じ電話番号が使えるやつです。「中国語喋れないから不要」というわけではありません。台湾の通販サイトに登録する際に、本人確認のための認証としてSMSが飛んできたりします。そういうときにも使えます。つまり、逆に言うと、台湾の電話番号を持っていないと、通販サイトに登録できないなんてこともあるわけです。空港で買える観光客用のSIMでも電話番号が付いてくるタイプもありますが、滞在期間限定の電話番号です。それだと、永続的には使えず、後々ややこしいことになりそうなので、ずーつと使える電話番号を持っておくことでいろいろと便利になります。もちろん、電話番号を持ち続けることで、台湾に住んでいるわけでもないのに毎月お金がかかってきてしまうと負担になりますので、月額費用がかからない、プリペイド型の音声SIMを持っておくのがよいと思います。プリペイド型の音声SIMはAmazonとかでは入手はできません。台湾の街中にあるケータイショップで買います。私は台湾大哥大(Taiwan Mobile)の4G 300型を愛用しています。プリペイド型なので月額費用はかかりません。年に数回、日本からクレジットカードでちょこっと入金(チャージ)するだけで、この電話番号を永続的にキープできます。
データ専用SIMは、インターネットの利用に特化したSIMです。Amazonとかでも買えますが、スピードが遅かったり、都心部でしか使えなかったり、なんてこともあります。
次に、私が台湾に行くときは、どんなスマホ/タブレットを使っているかを紹介します。基本的に以下の2台を持ち歩いています。
- OnePlus 6 (Androidスマホ)
- iPad mini 5 (iOS タブレット)
OnePlus 6は、SIMが2枚入るスマホです。日本にいるときでもこんなSIMを入れて使っています。
- docomoのSIM
- 台湾大哥大(Taiwan Mobile)の4G預付卡300型のSIM
これで、日本にいるときも、台湾からのSMSの受信もできます。台湾の通販サイトは、モノをコンビニで受け取ることができます。台湾に行く前に買っておいて、ホテル近くのコンビニで受け取るようにしています。こうすることで台湾滞在時のショッピングの時間を時短させています。「いろいろ探しまくったけど見付けられなかった」ということがなくなりました。
iPad mini 5 は、eSIMが使えるようになったので、こんなSIM構成にしています。
- 物理SIM: 日本にいるときはdmm mobile、台湾にいるときはVIBO ONE。(1年間ネット使い放題SIM)
- eSIM: SIM2Fly (とはいえ、台湾では使うことはないと思う)
で、OnePlus 6でインターネットしたい場合は、iPad mini 5 でテザリングしています。
「テザリングではスピードが。。。」というときには、台湾大哥大(Taiwan Mobile)の4G 300型のSIMに計日型/計量型のデータ通信をその場でオプション購入するときもあります。計日型は空港で売っているSIMと同じ値段でどこでも買えますし、計量型は増量キャンペーンを頻繁にやっていてお得だったりします。
というわけで、渡航頻度はどうあれ、台湾リピーターは不変の電話番号を持っていたほうがよいのは確実と思います。

茨城県水戸市出身。